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-2020.1.7-
ものすごく共感した住宅業界のこと
日経BP社 省エネnext編集長をされてる方らしいです。 (以下同文) 毎年のことだが、正月は新築住宅を推奨する広告が目につく。いま住宅業界では、これから本格化する人口減少時代に向けて、中古住宅をリノベーションしたり、住宅の長寿命化・高性能化をめざしたりする動きが浸透し始めている。だが、住宅市場の大半はまだ従来型の販売手法から抜け出していないようだ。なぜだろう。 地価が安いエリアでは、わざわざ中古買ってリノベーションしなくても新築が買える。自治体の規制緩和で市街化調整区域には新築分譲地が続々と出てくる。家賃並みでローンを組めるローコスト住宅を供給する住宅会社もたくさんある。こうした環境がロークオリティの新築市場の発展を後押ししている。 都市部では、地価の上昇に耐えられない層を中心に中古住宅のニーズが高まっている。また、入居後の光熱費や医療費、保険料に目配りのできる層には高性能住宅のニーズが高まっている。しかし、それらは住宅市場に大きなインパクトを与えるまで育っていない。 どうすればロークオリティの新築市場を撲滅できるのか。即効性が見込めるのは規制強化だが、省エネ基準適合義務化の見送りで明らかになったように、行政には構造計算書偽造事件に伴う官製不況のトラウマがあるので大なたは期待しにくい。発注者たる消費者の意識を変えることも重要だが、一朝一夕にはいかない。やはり住宅会社自らが変わらないとダメだと思う。 消費者が当たり前に、ハイクオリティの住宅に住めるようにしたい。厄介なのは、ハイコスト・ロークオリティとローコスト・ハイクオリティ。ハイコスト・ロークオリティは住宅会社が玉石混交の現時点では問題だが、知識や技術が劣るプロはいずれ淘汰されるはず。一方、ローコスト・ハイクオリティは適正なコストで家づくりができていれば問題ない。ただ、それが大工など職人、林業者など材料供給元の無理の上に成り立っているとすれば、持続性はない。「三方よし」のために、住宅会社と消費者が共に考えていかないと。 全くその通りだとものすごく共感。真面目に住宅のこと考えていたら、この問題なんとかしたいって思います。なので同じようなことを設計者の中西とよく話します。 まあ今の住宅は大丈夫だろうと安易に思う方もいらっしゃるでしょうが、聞こえのいい言葉があちこちあふれていると思います。高断熱高気密っていうけど、住宅のクオリティ(この場合は省エネ性と温熱環境性能のことだと思ってのことですが)の差は大きいと思います。 クオリティをあげることで、光熱費や医療費、保険料が家計に占める割合を減らすことができる。そして、コストのことに関して、「三方よし」にするためにできることって何だろうと設計者は設計者の立場から日々考えています。 小さな個人設計事務所の私たちに何ができる?微力だからなー それでも、自分たちにできることってあるはずで、家を求めている人がどうやって本質を見極めたらいいのか、どう見分けたらいいのか。 探している方、求めている方に少しでも目にとまるように発信すること。伝えなかったら、思っていても考えていても何も伝わらない。そのためのブログであり、SNSであり、HPであり、相談会です。新年から、発信することの大切さを感じる記事でした。 「いい家」で笑顔で暮らしてほしい。笑顔で暮らすって真正面から言うと、気恥ずかしくなるような気がするけど、ホントそう思うし、家族が笑顔で暮らせる家のための応援をしたい。あふれる情報に振り回されることなく、大事にすること、大事にしたいこと、バランスをとりながら家づくりをしていくサポーターになります。 FORMAのホームページにも、性能のことを書いています。まだまだ変わっていくところが大いにあるところなので日々勉強です!
家の基本性能を数値化する
どんな家でどんな暮らしをするかで、人生の過ごし方や楽しみは変わるなぁと感じています。これから、家を建てよう、リノベーションしよう、そう思う方たちへ、私たちは、円満な家、楽しみのある家を考え、作る、応援をしたいと思っています。 建築士、設計事務所ってかたい人のようなイメージがあるかもしれませんが、全くそんなことはありませんので、安心して下さいね。 【ご相談はこちらからどうぞ】 喜んでご相談承ります(^^)/ 京都の住宅設計事務所「FORMA(フォルマ)建築研究室」の住まい方アドバイザー中西千恵でした。 住まい方アドバイザー 中西千恵のプロフィール いつも日常の中で気がついたことや、住まい方のヒントをFacebookで発信しています。 フォローしていただけるととてもうれしいです。よろしくお願いします(^^)/ 【中西千恵のFacebook】