住まい方アドバイザー 中西千恵のブログ

category

-2019.3.10-

足してから削ぎ落としてシンプルなものにする。

「ブログが続かなくなる7つの理由」   みんな頼むよ!ってコメントと一緒に(笑)   京都で個人住宅の設計をしているFORMA(フォルマ)建築研究室の住まい方アドバイザー中西千恵です。     もちろんしっかりこの記事は読みました。書くことのハードルをさげて、習慣化することが自分には必要だなぁと思ってます(^^)   【最初からシンプルにしなくていい】   この記事を書かれた内藤さんという方の他の記事の中に、家づくりで思うことにピッタリのこんな言葉を見つけました。   『シンプルなものでも、最初からシンプルにするよりも、まず足して足して、そこから削ぎ落としてシンプルなものにしたほうが洗練されたものになります』   この言葉、違う事柄で使われてましたが、家を考える時にいつも私たちがお話ししていることと同じだったので、思わずそうそうコレコレ!!って思った言葉でした。     【想いをだすのが大事】   家のプランを始める前に、家族のみなさんにアンケートを書いてもらっています。1つの質問に家族でまとめて書いてもらうものもありますが、一人一人に書いてもらう質問欄が最初に並びます。   なぜかと言えば、実際の家づくりにおいては、どうするかをまとめていくことになりますが、まずはみんながどう思っているのか、できるできないに関わらず、希望、要望、想いを書きだしてもらうことが大事だと思うからです。     【家族であっても知らないことってたくさんある】   例えば、家族であってもそれぞれに希望することが違うことも多いです。そして知らないことも多いかもしれません。   家づくりをメインで進める人の希望や要望だけが書き込まれて、実はご主人(奥さま)はこんなのしたいなぁというのが、まあいいかと思って書かない、出さない、話さないことがあるかもしれません。     【実は、僕は(私は)こうしたかったんだ】   もし、それを書かない、出さない、話さないままに家づくりが進んで、家が完成してから、「実はね、、、僕は(私は)こうしたかったけどあきらめたよ。」って言われたら、せっかくできた家なのに満足してもらってないのかと思ったら残念です。   エッーそれならそのとき話し合ったらよかったのに・・・と思うかもしれません。   【出し合って話し合って家がうまれる】   想いを出し合っても、予算には限りがあることが多いですし、希望がすべて叶うわけではないかもしれません。   でも、想いをだしあって話し合った過程があれば、「実は僕は(私は)こうしたかったんだ」というのをあとから知るということはなくなるし、話し合うことでお互いの気持ちが分かり合えるし、家を考えるときに何を大事にするかの確認ができることにつながります。   自分たちの家は、何を大事に考えて、お互いがどう話し合ってできたのか、そんなストーリーがうまれて、家への愛着につながるんじゃないかと思っています。   なので、だしてだして(足して足して)、そこからそぎ落としてシンプルなものにしていく。   最初からできるできないを判断してシンプルにするより、そっちのほうが家づくりを自分のこととして大事に考えられるし、家族それぞれが一度そこで家という場所を考えるきっかけになって、その過程をふむことで、よりオリジナリティーのある家になっていくんじゃないかと思います。   『シンプルなものでも、最初からシンプルにするよりも、まず足して足して、そこから削ぎ落としてシンプルなものにしたほうが洗練されたものになる』     私たちが家づくりをするときに大事だなぁと思っていることです。家族との毎日の暮らしの場になる家を、みんなでワクワクしながら想いを出して出して(足して足して)、そして大事なことを確認しながら削ぎ落としてシンプルに、いっしょに考えていきましょー(^^)/       京都の住宅設計事務所「FORMA(フォルマ)建築研究室」の住まい方アドバイザー中西千恵でした。   誰それ?どんな人?と興味をもってくださった方はこちらのブログをご覧くださいねー♪ ↓↓↓↓↓ 住まい方アドバイザー 中西千恵のプロフィール     【ご相談はこちらからどうぞ】 喜んでご相談承ります(^^)/]]>