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-2018.10.8-
家事はロジカルシンキング。「なぜ分数の割り算はひっくり返すのか?」を読んでみた。
京都で個人住宅の設計をしているFORMA(フォルマ)建築研究室の住まい方アドバイザー中西千恵です。 【なぜ分数の割り算はひっくり返すのか?】 理由が分かったら、な~んだそうだよね~。 となるけど、すっかり数学力が落ちていて、理由がでてこなかった。 わり算の2つの性質。 性質その1.「1」でわっても、わられる数のままである。 性質その2.「同じ数」をわられる数とわる数にかけても、答えは変わらない。 例えば、、、 4/5÷2/3 を計算するとき、ひっくり返してかけます。 4/5×3/2 性質その2.「同じ数」をわられる数とわる数にかけても、答えは変わらない。 この性質を使って、、、 4/5÷2/3=(4/5×3/2)÷(2/3×3/2) 次は、(2/3×3/2)を約分して、 =(4/5×3/2)÷1 性質その1.「1」でわっても、わられる数のままである。 この性質から、、、 つまりこうなる。 =4/5×3/2 ひっくり返してかけることになってるー!! 真ん中の式をショートカットしてるってわけなんだー そっかー スッキリ! マイナスとマイナスをかけるとプラスになるのはなぜ? とか、公式を覚えなくてもいいんだよってことがいろいろ書いてあります。 丸暗記するからつまらない。分かってスッキリ(^^)/ 【家事こそロジカルに考えればどんどん効率化できる】 例えば、大掃除に向けて、今日はトイレ、次は洗面所、その次は玄関、小さく区切るとやりやすいよって聞いたことありませんか。 私もそう思ってました。 ここではちょっと違った視点で、因数分解を使います。 因数分解は英語で「ファクタリゼーション」 要素化するというような意味らしいけど、要素を分解するということを生活の中のさっきの掃除で置き換えると、 トイレ:天井、床、壁、換気扇、便器 洗面所:天井、床、壁、換気扇、洗面ボウル、水栓 リビング:天井、床、壁、窓、棚 これを共通するものでまとめて、 1日目は天井と壁、 2日目は床、 3日目は換気扇と窓 メリットは、 1.やることが具体的に見えるようになる。(トイレ、洗面所と言っても、何からしようと具体的じゃない) 2.使う掃除道具が同じなので作業効率があがる。 なるほどね~。 料理だって冷蔵庫の中に何があって、どう組み合わせて何を作るかとか、3つのメニューを作るなら、同じタイミングで仕上げられるようにとか。 これってロジカルに考えないと、冷蔵庫の中が残り物、あまりものだらけになったり、熱々を食べることができなかったりということにつながる。 ということは、いつもロジカルシンキングしてるんだ!と思ったら、ロジカルに考えるって何も難しいものじゃないって思えてきた。 これがこの本の言いたかったことの一つ、因数分解が何の役に立つの?って、生活の中で役立つんだよってことらしい。 知らず知らずの間に、因数分解を使って考えてるかもしれない。 でも、意識しながら使ったら、もっと家事を効率化できるのかもしれないと思えた本でした。 数学ギライな人に向けて書いた本らしいけど、数学がキライって人が、大人になってこの本を手に取るのか、そこは疑問ですが、少し(だけ)数学が好きなので、興味をひかれた私のような人には面白いと思うので暇なら読んでみてください。 「なぜ分数の割り算はひっくり返すのか?」 著者:板橋 悟 主婦の友社 京都の住宅設計事務所「FORMA(フォルマ)建築研究室」の住まい方アドバイザー中西千恵でした。 誰それ?どんな人?と興味をもってくださった方はこちらのブログをご覧くださいね♪ ↓↓↓↓↓ 住まい方アドバイザー 中西千恵のプロフィール