住まい方アドバイザー 中西千恵のブログ

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-2018.9.15-

クローゼットの改善。使いやすさと掃除のしやすさで一石二鳥。

実験住宅の自宅で、とにかく使ってみようとクローゼット用の収納金物をいれてみました。   【before】   パイプハンガー1.8m幅、その上に一段の棚がありました。 パイプハンガーは壁から35㎝ほどの位置にあって、掛けた洋服の裏に空いたスペースがありました。

  パイプハンガー下は押入れ収納用ケースが9つ。     【after】   幅は1.5mですが、二段にしているところがあるので、幅2.5m分の服がかけられる! 二段にしているところも、少しずつ高さを変えています。   パンツやカーディガンを掛けたパイプ高さは85㎝、シャツ(女性用)を掛けたパイプ高さは90㎝にしています。 パイプは全て壁から30㎝の位置なので、裏に余計なスペースが無くなって、通路幅が広がりました。   長い洋服はパイプの位置を下げて、上の空間を利用して棚も一段増えました。 ここは、普段よく使うカバン置きです。     たたむ洋服や、タオル、一時置きの服を入れていた押入れ収納ケースは、奥行きが深すぎてここでは無駄なスペースをとるので、クローゼット用収納ケースに替えました。   9つのケースの中身を整理して、クローゼットに必要なものだけ6つを、入口すぐの便利な場所へ移動。 これは奥行きの浅いケースを使ったからできたことです。   そして、

収納ケースにはかならずキャスターをつけること。

これで、掃除のしやすさは格段にアップします。     アクセサリーやリュック、ちょっと掛けたいモノは、突っ張り棒とワイヤーネットを利用しています。     姿見は、この写真の場所から正反対の場所に移動しました。 おかげで、入口から見えるので便利になりました。   以前使っていた押入れ収納ケースは、寝室の押入れの下段に移動。 タオルケット、シーツ、膝掛け、小さな毛布、普段使わないバスタオル、こたつ敷きなどが入ってます。     【改善点】   1.調整できるものを使ったことで、無駄がなくなって、スペースを有効に使えるようになったこと。 2.収納ケースのサイズを見直して、最適サイズで使いやすい位置に移動したこと。 3.床に直置きするものを減らして、直置きするものにはキャスターをつけて、サッと動かして掃除がしやすくなったこと。     無駄な費用は使いたくないですが、毎日使うところが便利に使えて、掃除しやすく、見た目にもスッキリ気持ちよくなるなら、費用をかける価値があると思います。   今回使ったモノは、クローゼット用の収納金物が4万円ほど、収納ケースと突っ張り棒とワイヤーネットで1万円ほどでした。   棚板は、自宅にあったものを利用したりもしています。 取付は、DIYが好きな人なら自分でできますね。  

収納スペースは、「適所、適材、適量」!

どこに置いて、何を使って、どれくらい置くか、がポイントです。   そして、

出し入れしやすく、

フレキシブルなシステムで、

掃除しやすく保管状態がいいこと。

    毎日使うクローゼットをはじめ、家の中での日常活動がしやすく、元気に心地よく暮らしたい仲良し家族を応援します!   私たち夫婦とたくさん話しながら楽しく暮らす住まいを考えましょう♪    

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喜んでご相談承ります(^^)/     京都の住宅設計事務所「FORMA(フォルマ)建築研究室」の住まい方アドバイザー中西千恵でした。   誰それ?どんな人?と興味をもってくださった方はこちらのブログをご覧くださいね♪ ↓↓↓↓↓ 住まい方アドバイザー 中西千恵のプロフィール]