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-2018.7.16-
住環境を良くする
大きな災害の際に、紙で作る間仕切りや、仮設住宅など、これまでも建築家の坂茂(ばんしげる)さんが中心になり被災地支援の活動をされています。 今回も西日本豪雨で被災された方の避難所になっている小学校の体育館に、再生紙の紙管と布で作った間仕切りを3時間ほどでびっしりと設置されたそうです。 避難所用間仕切りシステムは、組み立てが簡単、短時間で設置、使用後はリサイクル可能。 (※ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク から。) 『避難所間仕切りシステムの必要性』 仮設住宅へ移ることができるまで、避難民の方々は体育館などの大きな空間の中で家族ごとに数ヶ月間プライバシーのない生活を余儀なくされます。 しかしながら全くプライバシーのない状態では、人々は徐々に精神的にダメージを受け始め、肉体的な問題も併発する恐れがあります。 そこで私たちは活動に賛同してくださった皆様からの支援金を元に、無償で家族ごとに簡易間仕切りを作る活動をしています。 合板のジョイントやロープでの筋交いが一切不要で、さらに短期間で簡単に組み立てられ、仕切りの間隔も自由に調整可能、発注後約一週間で搬入ができるそうです。 2016年のグッドデザイン金賞も受賞されています。 避難所用・紙の間仕切りシステム [避難所用・紙の間仕切りシステム – 熊本地震での活用 -] 大阪府は、災害時に避難所用間仕切りシステムが必要となるときは、ボランタリー・アーキテクツ・ネットワークに対して供給協力を要請するという防災協定を締結しているようですね。 NPO法人ボランタリー・アーキテクツ・ネットワークと「避難所用間仕切りシステム供給等に関する協定」を締結します! 活動の中心となる建築家の坂茂(ばんしげる)さんは、 「建築のプロとして、住環境を良くするのは僕らの仕事だ。それを淡々とやっているだけ」 住環境を良くするのは僕らの仕事だ カッコイイ!! 建築のプロではないけど、住宅にかかわる仕事をしている一人として、「住環境を良くする」ということに役に立てることをしたいです。 建築のプロは住環境を良くするハードからの提案ができるでしょうし、そして、それと同じように大事なのが「住まい心地」というソフトの提案だと思っています。 物と上手に付き合って空間を有効活用したり、無駄のない動きで時間に余裕がうまれたり、見たいものが気持ちよく見えて心が落ち着いたり。 それらが住環境をよくすることには欠かせないと思うのです。 「住まい心地」を良くする提案のためにも、まずは自宅で実践!我家の納戸(ウォークインクローゼットのような使い方)をプチリフォーム予定です。 住環境を良くするのは僕らの仕事だ このカッコよさにあこがれますが、住環境の良い家をコツコツコツと日々考えています(^^)/ 京都の住宅設計事務所「FORMA(フォルマ)建築研究室」の住まい方アドバイザー中西千恵でした。 誰それ?どんな人?と興味をもってくださった方はこちらのブログをご覧くださいね♪ ↓↓↓↓↓ 住まい方アドバイザー 中西千恵のプロフィール]]>