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-2018.3.22-
買ってすぐリフォームしたいと思うのは残念です。
そんな卒業式が終わってから、娘が仲の良い友達と遊んでいる間、ママ友とお茶を飲みながらいろんな話をしていました。 我家が設計事務所だということで、家の話になったんだけど、そこでこんな言葉を聞いてビックリでした。「家を買ってすぐにリフォームしたいと思ったわー」 エッー せっかくの新築の自分の家なのに、それって残念すぎる!なんでだろう? よくよく聞くと、もともと大きな建築条件付きの分譲地。建売住宅か注文住宅か、どちらか選択できたそうです。 家はこうしたいというのがあったので、注文住宅用地を買ったけど、結局、この中のどのタイプにしますか?という選択だったということです。 それを注文住宅ということに誤解がうまれるような気がしますが、いくつかのタイプからの選択だったので、まったく自分の思い通りにならなかったらしいです。 「これとこれと、どのドアにしますか?」そんなことを選びたいんじゃないんだよね。と、ママ友は言いました。 なので、「買ってすぐにリフォームしたいと思った。」になったわけらしいです。 自分たちの暮らしを家に合わせることができる人は、「どのタイプにしますか?」そんな選択でも不具合なく、居心地良さを見つけて暮らせるのかもしれません。 でも、「こんな暮らしをしたい。」その想いがあるのなら、それができる家に暮らしたいですよね。 もちろん費用、予算があると思います。これが欲しい、あれが欲しい、ということばかりなら予算によっては無理かもしれません。 でも、「モノ」ではなくて「こんな暮らしをしたい」なら、それは費用をかけるばかりでなく違うカタチで実現できるかもしれないのです。 家を建てるとき「どんな家がいいですか?」モノや機能の希望ばかりではなくて、「どんな暮らしをして楽しみたいですか?」それが大事だと思います。 一緒に家づくりをする人が、何を大切に考えているのか、それはとても大事なポイントです。 だって、楽しみのある家のほうが幸せだと思うから♪ 娘たち卒業生に送る先生からの宿題は、「幸せになること」みんな幸せになろうね! 「家を考えようと思う仲良し夫婦を応援します! 私たち夫婦とたくさん話しながら楽しく暮らす住まいを考えましょう♪」 京都の住宅設計事務所「FORMA(フォルマ)建築研究室」の住まい方アドバイザー中西千恵でした。 誰それ?どんな人?と興味をもってくださった方はこちらのブログをご覧くださいね♪ ↓↓↓↓↓