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-2018.1.21-
京都東山でリノベーション 自分のちょうどが分かると暮らしやすい。
もともとは15帖ほどの台所と居間でした。45年ほど前に建てられた住まいだけど、今でいうところのリビング階段とよばれるような、リビングからの階段がありました。 今回、その階段を含めた3帖ほどを台所&居間スペースから外すことになり、キッチンのカウンターも作ったので、普段Fさんがくつろぐ場所は以前に比べると狭くなっています。 ひと続きの空間になんとなく使っていない場所があった以前と比べると、今はガランとした感じがなくなりとても落ち着きます。 広ければいいわけじゃないし、余計な広さは落ち着かないし、余計なモノをおくことになりがちです。 Fさんちの場合、暮らしの場所を減築したことで、大事な家がこれから先も暮らしやすくなりましたと喜んでもらうことができました。 ここの住まいは築45年ですが、家、家具、置物、どれも芸術家のお父様の作品や気に入って集めていらっしゃったものばかりなので、それはそれは素敵なのです。 そして、そこにFさんのセンスで張り替えた椅子やクッション、Fさんの作品。 柱、壁、ちょっとした棚、飾り方のさりげなさがとても素敵です。 インテリアにおいては芸術作品に囲まれた家だからこそできることがありますが、暮らすという日々の生活においては、ちょうどの広さにすることで誰でもが居心地の良さをあげることができます。 以前、今の住まいのリビングの広さで不満はないけど、モデルハウスのリビングのように広いリビングにあこがれるので、リビングは広くとおっしゃる方がいらっしゃいました。 物理的に広くすることができたとしても、そこで何をしたいか、どんなふうに過ごしたいか、それには何が必要で、そして何を置きたいか、それらがイメージできないままに広さだけをとっても、落ち着かないし、使いこなせないんじゃないかと思います。 というわけで、具体的にイメージしていくこと、そして質問していくことで、自分のちょうどを見つけられたらいいですよね。 自分にあった広さを見つけて、一番リラックスしたい居間の居心地の良さをアップしましょ(^^)/ お気軽にご相談くださいませ。
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喜んでご相談承ります(^^)/ 京都の住宅設計事務所「FORMA(フォルマ)建築研究室」の住まい方アドバイザー中西千恵でした。 誰それ?どんな人?と興味をもってくださった方はこちらのブログをご覧くださいね♪ ↓↓↓↓↓ 住まい方アドバイザー 中西千恵のプロフィール