クラノイエ
-2021.6.23-
@クラノイエ 工事のやり方を模索
お施主さまはデザイナー。
イメージの伝え方に感心させられます。
わかりやすい!
そこから発想が拡がる。
所謂、先ずは作りそこから発展させるプロセス。
デザイン業界のやり方です。
共通の言語があるのでありがたいです!
そして工事の方はやり方を模索しています。
人に会って話を聴かせてもらって課題が見つかり、課題を乗り越える方法を考えては人と会い。
徐々に包囲網は小さくなっているはず。
昨日も協力いただけそうな方達とお会いする事ができて気持ちも明るく晴れています。
-2021.6.7-
@クラノイエ 打ち合わせ
Nshouseにて打ち合わせ。
ここのところミライマでお会いすることが多かったのですがこちらも見ていただけて良かったです。
見積金額が出そろいましたがオーバーです。
昨今のウッドショックの影響もさることながら 各工事が非常に高くついています。
ピンチはチャーンスという事で、ある人の顔が思い浮かび、相談したところ 良い方法の提案が!!
裏付けはこれからですが方向性が見えてきました。
しかも面白いコラボが出来そうで楽しみ。
-2021.5.27-
@クラノイエ ファサード
只今、見積が出るのを待っています。
その間にファサード(外観)を検討しています。
以前は蔵の形をどのように残すかを考えていました。
例えば元々の作られた素材や形態を踏襲し保存承継につなげるスタンス。
当然仕上がりは THE KURA となります。
先日、お施主さんと外観を見ながら話していると
「今のこの外観気に入ってるんですよね♡」
見上げると、蔵を住居に改装した変遷の爪痕が愛おしく見えてきました。
蔵をクラノイエとする為には保存承継のアプローチとは違う方法がよさそうです。
蔵のフォルムは残しつつ今までの変遷に敬意を払いながら今の技術と材料を使い構成しなおすという表層のデザインで妄想してみました。
基壇のような石積の上に建っているので 1階部分はそのまま横の目地が出る材料を貼、2階は工業素材の鋼板を貼り耐候性に備える考え。
1階は発売当初から気になっていた素材がぴったりくるのではとピン!ときました。
話はそれますが、「具体美術」を率いた吉原治良氏の本拠地「グタイピナコテカ」 これが正に蔵なのです!
そして三棟続いているのも クラノイエと同じ! 驚きです^^
外部はあまり手を加えていないようですが 壁面の鎧のような塗回しのスケールが印象的です。
依頼主もデザイナーなのでこれもまた アートつながり。
次回に見ていただくのが楽しみです!
-2021.5.15-
@クラノイエ 断熱方法検討
前回まで隣地空き足場の状況で外断熱はNGという判断だったのですが可能とする意見がありました。
もう一度、土壁の断熱について備忘録的に整理しておきます。
当初は土壁の比熱(熱容量高い)事を利用し室温の上下が緩やかになる事を狙って外断熱にする方向性でした。
その際に検討したこと。
・壁U 値0.34W/㎡K
・土が欠損している部分は高性能GW16Kを壁の厚さで充填 (U値は0.2になる)
・冬の結露計算 問題なし
・夏の結露計算 問題なし
面積が小さく、階高も低い事から断熱材なしという意見もありましたがU値を計算してみると1.5W/㎡K 外壁だけで約100㎡とすると150Wの熱量が逃げていきます。
永く住む建築ですから断熱はしておくことにします。
もう一度外断熱の納まりを考えます。
外側に壁が厚くなる分、サッシも取り換えてしまうほうがコストパフォーマンスが良くなるかもしれません。(工務店さんと相談してみます)
見積に間に詰めていきます!
-2021.5.9-
@クラノイエ 見積説明
工務店さんに見積依頼。
現場説明を行いました。
その後、蔵改修の経験豊富な大先輩から意見を聞かせてもらいました。
足場建てても外張りが可能との事!
これは大きな方針転換になるかもしれません。
-2021.4.29-
@クラノイエ 打ち合わせ
先日はお施主様と打ち合わせ。
ウインターシーズンはボードを楽しまれシーズンは一応終了。
ぼくたちは今年一度の雪山しか行けませんでした。
今年の冬はこの家から出発されるのかな^^
今週末は見積の為、現地説明です。
-2021.4.19-
@クラノイエ 基本設計中
仕事場と暮らし。
内容がどんどん決まっていきます。
リノベーションでは選択枝が限られるものの、考えるところはたくさんあります。
じっくり費用対効果や 使い勝手や心地よさを考えながら選択していく感じ。
楽しいです。