音楽室のある家#02(そよ風のある家)
-2018.4.27-
@音楽室のある家#02(そよ風のある家)今週の現場
防蟻工事も完了しています。
土台、柱の使用部材はヒノキで白蟻に対してやられにくい材料ではありますが防蟻工事は行います。
そよ風は基礎下にも空気を循環させるので人体に無害の物を使う必要があります。
こちらは腎臓を持つ哺乳類(人)には害がなく、腎臓を持たないあらゆる下等生物(白蟻)はホウ酸を食べると代謝できなくなり餓死するとの事です。
そして暴露条件でなければ揮発や分解が無いのでそこに半永久的に存在し続けるという物性を持ちます。
そんな ホウ酸による防蟻 完了(事後報告)です。
電気屋さんとの打ち合わせ。
窓の取り付けも進んでいます。
配線もほぼ終わり。
そよ風は検査用のFANが付いています。最終的には取りますが工事中は送風し、排気運転をするとの事、屋根通気層に空気を流しておきます。
ここで少し宣伝! ^^
建築知識5月号の 小さな家の贅沢な工夫 に3つほど解説と実例を紹介いただきました。^^
写真は無くイラストでの紹介です。
http://www.xknowledge.co.jp/_kenchi/kenchi_index
-2018.4.18-
@音楽室のある家#02(そよ風のある家)先週の現場
外部足場のモリ替えとの事。
全貌が一瞬ですが現れました。
土間の基礎断熱部分を施工ちゅう。
本日の定例は設備メインの打ち合わせ。
給排水、ガス、電気の配線や配管経路の確認。
そして、電気屋さんの施工図に感動。
(プライバシーもあるのですべてはお見せできないのでチラ見せ。^^)
工事店の社長さん自らが製作し職人さんに伝えるために作っておられるそうです。
事前にこちらも確認できるので更に間違いは少なくなるでしょう。
今週初めから電気配線工事が始まります。
-2018.4.11-
@音楽室のある家#02(そよ風のある家) そよ風、気密煙試験
煙試験、金曜日が雨の為、延期になっていました。
本日は薄曇り、煙も良く見えそうな試験日和。
そよ風本体から煙を吸わせて空気取り入れ口まで排気運転させます。
一見、煙漏れはありません。
がしかし!足元を見ると細く煙が棚引いている箇所がありました。
薄く、細い煙でした。しゃがんでいたからわかった程度の物でした。
鉛筆で印をつけて行きます。
漏れは目を凝らさないとわからないレベルです。
なので屋根を這って確認しました。
煙が出るのが1分ほどなので、手分けして確認。
同じような部分から3か所程確認出来ました。
そして、煙を出して再確認。
念のためにもう一度、煙を出して再々確認。
OKです!
次回はこの部分、施工時の要注意箇所です、下地を重ねて気密をするか上部からの押えを取ると万全ですね。
しっかり塞いでいただき、次の工程に入ります。
その後、環境創機の友さんから
友さんがおっしゃるように、確認の際は、目を凝らすのが大切ですね!
漏れそうなところを重点的に人員を配置し、どんな漏れも見逃さないという気迫で見るのが良いと思います。
集熱性能を確保する目的があるので見逃せませんから。
-2018.4.8-
@音楽室のある家#02(そよ風のある家) 構造見学
日曜日、現場はお休み。
以前ご相談に来られた、クライアントご夫婦に構造見学をしてもらう事になりました。
そしてツツムイエのご家族も急遽、参加可能! という事で構造設計者の岡本さんに登場いただきました。(いつも急なフリに快く対応頂きありがとうございます^^)
耐震性やツツムイエならではの利点や設計上の工夫等を説明頂きました。
そして、適宜質疑応答。^^
工事段階を見る事は稀だと思いますが仕上げ前の状態を見て頂く事で仕事の丁寧が理解できます。
現場の整理整頓具合を見ると工務店の技量や思いが良くわかるものです。
これから建てる方には参考になるのではと思います。
建て主からの話を聞ける場でもありよかったのではないかと思いました。
ツツムイエ、クライアントのご夫婦、ご両親、祖母様も来られました。
お話しさせて頂くと非常に楽しみにされている様子が伝わってきました。
施主はもちろん、ご親族にとっても楽しみな家づくりなのですね。
そんなことを再確認出来た今回の構造見学。
帰り際に、 「家が出来たら又、見学に来て下さいね!!」 とおっしゃっていた姿が印象的でした。
ツツムイエは「太陽空気集熱のそよ風」を採用していますが採用にあたって「テイネンゴノイエ#03」の見学、体感をされ、の施主からお話を伺っておられたという経緯が有りあました。
こうしてお客様同士のつながりの中で情報や思いが共有でき、私たちからお伝えすること以外の情報が得られたりする場というのが貴重だと思います。
本日はツツムイエの見学を快くご了承頂いた施主、並びにご親族さまご協力ありがとうございました。
ご相談中のクライアントさまには、これからの家づくりの一助となりましたら幸いです。
本日はありがとうございました。
-2018.4.5-
@音楽室のある家#02(そよ風のある家) 今週の現場
定例打ち合わせの前に中間検査。
配置寸法、構造及び構造金物、階高高さ等を見てもらいます。
と言っても既にFORMAや工務店さんサイドでも確認している事なので安心して見ていられるのですが、行政の確認申請の中間検査は特定工程毎に実施され、これに合格しないと基本、次の工程が進められないというものです。
なのでこの検査が必要なのですね。
後日、瑕疵保険の検査も予定されていますがこちらは屋根、外部の防水等が出来た段階との事です。
合格です。
屋根工事も予定より少し早い進み具合との事。
そよ風の勘所である空気漏れのない屋根の施工方法を確認しました。
サブリビング(将来子供室)西側の窓。
上はロフトです。(床は作業用の床、最終的にはスノコになります。
これは北面。
監督のNさん材料発注中です^^
そういえば、事務所の看板どこ行った??
探さなくっちゃ!
今週は金曜日の天気次第ですが、そよ風の煙試験を予定しています。
日曜日の午後からは、相談中の方限定で構造見学をしてもらう予定です。
クライアント、工務店さんご協力ありがとうございます。
-2018.4.1-
@音楽室のある家#02(そよ風のある家) 今週の現場
そよ風の工事に先立ち、工務店さんの音頭取りで環境創機の近藤さんに来ていただき、関係する職人さん達も集い、工事のレクチャーをしていただきました。
工事前日は座学で理解を深め、工事箇所毎の丁寧な説明を聞くことが出来ました。
工事の説明なので経験から得られたノウハウがたっぷり詰まっていて理解が深まりました。
工事当日も工事要領を理解しているとスムーズに進みます。
位置出し、本体を設置、通気横材の設置、チャンバー設置、ガラス押さえ支持材取付、端部の穴埋め。
木部の痩せで空気漏れを起こさないように気密テープやコーキングを打って行きます。
残りの通気胴縁を打って行きほぼ完了。
近藤さん自身も一級建築士で工事監督の経験が有られるという事で業者さん達とのやりとりも勉強になりました。
図面作成にあたっても記載の方法に工夫が必要と感じました。立体的な図面にする事でよりわかっていただけるかなと思います。BIMのarch CADがここでも活躍出来そうです。
次週は板金工事が進んだ段階で煙り試験を行う予定です。
好天の中の工事でしたが、山から冷たい風が吹いていました。
屋根集熱面で暖められた空気を冷やさない様にガラスで覆う今回は非常に有効という事が実感出来ました。
今回の方法が100とすると
ガラス無し、採熱板ありで85
ガラス無し、採熱板なしで65
(環境創機、集熱実験場の測定値より)
風の影響は大きいようなので、使用期間中に風が多い地域はガラスは必須ですね。
-2018.3.26-
@音楽室のある家#02(そよ風のある家)今週の現場
現場定例会議。
桜の開花のニュースが流れていても現場は寒い!!
そんな中、出席者は監督のNさん、大工さん、電気屋さん、給排水屋さん、板金屋さんと盛りだくさん。
事前に検討事項を送ってもらっているのでスムーズに行ったにしても気が付くと暗くなりそうな気配でした。
納まりを確認しながらサッシ位置を伝えています。
ツツムイエは一階と二階の距離を近づけるために階高を抑えています。
___サブリビング
外部←居間___
___音楽室
という繋がり重視。
気積も抑えられて温熱環境にも有利に働きます。
来週はそよ風工事の前に 関係業者が集まり座学の後工事に取り掛かる予定です。
-2018.3.17-
@音楽室のある家#02(そよ風のある家) 建て方
昨日の雨から一転の快晴。
気持ち良い青空の中無事上棟しました!
上棟前に建物名称も「ツツムイエ」に決まりました。
音楽室を中心にした間取りのカタチとして、音楽を暮らしで包む、家族を包む家という願いを込めて名づけたところ、クライアントにもGOサインを出して頂けました。
これからのツツムイエの動向をお見逃しなく。
午前中に来られたクライアント奥様は先日家の夢を見られたとか。
そして、何もなかったところに形が現れるこの瞬間を見られて
「すごい!!実感わいてきた!」 とおっしゃられていました。
今までは図面や模型だったのが一日で実物として現れるので、暮らしについて思いが深く向くタイミングでもあるのですね。
夢が現実となり、思い描いていた楽しめる家になるように工務店さんと協力して大切に作っていきたいと思います。
本日はおめでとうございます!
差し入れやお気遣いいただきありがとうございました。