兄の家と弟の家
-2022.10.27-
@兄の家・弟の家 基礎工事中の打合せ
天候もよく 基礎工事は順調に進んでいます。
配筋検査時以降に依頼したコンクリート配合計画書を確認しコンクリートの品質を確かめます。
強度、スランプ、骨材の塩化物量、水セメント比等々 問題なくコンクリート打設となりました。
最近はコンクリートの価格の上がってきているとか。
少し雨模様ですが底盤コンクリート養生中。
コンクリート打設完了。
工事と並行して上部構造のプレカット(工場で柱や梁を加工する事)の打合せ。
11月に上棟予定です。
通常ならば上棟時にサッシの確認をすれば事足有るのですが、樹脂サッシの納期が通常のように入ってこないらしく早めに発注する必要があるとの事。
間際に言われると戸惑うので先に先に決めていく必要がありますね
少し肌寒い朝晩ですが 工事の方ご安全にお願いします!!
-2022.10.14-
@兄の家 弟の家 基礎工事
地盤改良工事も終わり引き続き基礎工事に入っています。
防湿シートはターミダンシート。
地中からくる白蟻に対して薬剤に頼らない防蟻対策になります。
再度ここでも建物の配置確認を工務店に依頼し問題ない事を確認。
その後、捨てコンンクリート(捨てコン)を打って建物の墨だしをします。
配筋が出来たら、工務店の自主検査、設計者検査、瑕疵保険検査と三者で
鉄筋の種別、各部形状、ピッチ、継ぎ手部分の所要長さ、かぶり厚を確認します。
鉄筋 D-16
鉄筋 D13
継ぎ手の長さもばっちりです。
全ての検査がOK!
以前、ぼくは瑕疵保険会社(JIO)から検査の委託を受けていました。
なので、今までに500件以上の検査を行っています。丁寧な工事は一目見てわかります。
今回もしっかり施工出来ていました。
今回の瑕疵検査員はその時の技術指導担当の方でした。
久しぶりにお会いして最近の工法、工事の監理で氣をつける事等 情報交換が出来ました^^
このあと型枠工事、コンクリート打設、 養生期間 となります。
監督へ業務連絡
コンクリートの配合計画書の提出をお願いしますね!
-2022.9.21-
兄の家 弟の家 確認申請 長期優良住宅技術審査 終了
8月の中旬から建物を建てるために必要な許認可である 景観法の届け出、確認申請、長期優良住宅認定などの手続きを進めていました。
二件同時は会社勤めの建築士時代にはやっていましたが久しぶりでした。
一気通貫的に処理できるときっちり進められるのですが、間の空く補正の場合は少し時間が経つと記憶があいまいになってしまいます。
なので処理は迅速に確実にということが再確認できました。
今回初めて出す民間の確認検査機関(アールイージャパン高槻支店)の方も氣持ちの良い方ばかりで良かったです。
今回ここに出した理由は審査が比較的早く出来る事。
民間の審査機関はタイミングごとに時間がかかる場合があるので事前に聞いておくのが大切ですね
審査の担当者は ぼくが非常勤講師をしている京都建築大学校の卒業生らしく卒業生がこうして建築にかかわるところで働いていることを間近に感じられました。
逆に教えられる立場になっているのが面白いところです^^
確認申請も長期優良住宅の技術審査も無事終わり、あとは認定申請を行政に提出するのみ!
これが終わればいつでも工事にかかれます。
来週あたりから地盤改良工事がスタートする予定です。
-2022.8.30-
@兄の家 弟の家
2022年8月27日
暦をみると、今日はめっちゃ良い日ですね。
一粒万倍日→何かをスタートするにはとても良い日
神吉日→神事に関することは吉の日
月徳日→何事も吉の日、特に家や土に関わる事は吉
二軒同時の地鎮祭でした。
天気ももってくれてありがたい。
神主さんの祝詞をききながら気持ちを引き締め設計の追い込みしていきます!
着工は9月の中頃です。
その後、二家族と打ち合わせさせていただき、図面に反映していきます。
家具のレイアウトの可能性を検討します。
兄の家は普段のくらしと人が集まった時のどちらも可能な空間です。
W2400の座卓をどこに収納するか、出したときの余裕はどうか確認中です。
弟の家 地鎮祭翌日はキッチンの見学に スタディオン さんへ同行。
使用部材の色合いをサンプルで確認。
方向性は決まりました。
その後カゲナウのバーベキューコンロで実演を見せていただき、お味も体験会!
エリンギ、シイタケ 鳥 等々 焼いただけでこんなに美味しいの!!
器具でこれだけ味が変わる体験がやっとできました。
これは欲しいやつです^^
気が付くと外は真っ暗 今までで最長の打合せ時間でした^^
翌日は長期優良住宅の申請資料準備。
頑張ろう!!
-2022.6.28-
@兄の家と弟の家 模型
兄の家 弟の家 二軒を同時に設計しています。
BIM(ビルディングインフォメーションモデリング)という住宅ではあまり使われていないCADを使って設計しています。
敷地が隣同士なので兄の家のこの部分が出来たら弟の家のこの部分といった具合。
双方の設計を同時に行う進め方をしています。
今回の模型も同時に進めることでそれぞれの形、つながり、外部との関係などを同時並行して検討しながら進めることが出来ました。
強力な助っ人のおかげです。
NPO法人の代表、木工作家等、マルチな才能を持つT氏は建築学科出身。
たまたまお揃い黒Tシャツでチーム感が出ています^^
いつもは一人で黙々と作っているのですが、今回は相手を意識しつつクオリティがどんどん高まる感じ。
職人同士が相手の腕を見て静かに腕を競い合うような時間が創作意欲を掻き立てられて、非常に有意義でした。
こんな仕事の仕方やっていきたいですね。